昔ババアに嫌がらせされた怖い話を聞いてくれ

ネタ

引用元:https://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1759074185/

特に面白みもないけど

俺が大学一年の時の話。
最初は普通の生活だった。
思えば最初のきっかけは些細なことだったかな。大学の帰り道、スーパーの前で中年の女が袋を落として困っていたんだよ。俺はたまたま近くにいたから「大丈夫ですか」って声をかけて、転がったリンゴを拾ってやった。それだけ。女にニヤニヤ笑いながらねっとりした声で「ありがとう」って言われた。なんか気味の悪い笑い方だったのが忘れられない。でも、その時はそれだけのことだったな

この記事への反応
魔女かよ
毒入りリンゴだったんじゃね
いつも通り大学で授業を終えてアパートに帰ると、家のドア前に空のペットボトルが置かれてた。その日はそのまま無視して部屋に入った。
次の日も同じ場所にペットボトルがある、まあ意味がわからない。
心霊系の怖い話?
さらにその次の日、友達とコーラを賭けてゲームをして、勝った俺はコーラを飲んでから帰ったんだ。玄関前にはまたペットボトル。見てみると、それはコーラ。俺がさっき大学で飲み終えて捨てたやつだった。前の二日間も、俺が普段飲んでいるコンビニのお茶のペットボトルだったことにその時気づいた。
誰にされたとかイライラしたけどその日は無理やり寝た。
次の日、友達に話しても「気にしすぎ」「誰かのイタズラだろ」って笑われるだけ。孤独感が半端なかった。
その日は何も捨てずに帰ったら、玄関前には何もなくて、ちょっと安心したな、やっぱ誰かのイタズラだったなって。
まずこの時点で誰が何の目的でイタズラしてるのか気になって気持ち悪いわ
数日後、夜にコンビニに出かけた時に背後でカシャッってシャッター音がしたから振り返ったけど誰もいない。嫌な気配を感じたから早めに家に帰って、漫画を読んで寝ようとした時、窓の外でカサッて音がした。俺の部屋はアパートの1階で、外から覗ける。
嫌な予感しかしない
翌朝、大学に行って友達に夜のことをもう一度話しても「夢だろ」「疲れてんねんって」と茶化されるだけだった。誰も信じてくれないんだよ。多分俺が友達でも信じなかったと思うけどな。
そのまま夜に帰宅するとドアノブに小さな紙袋がかかってた。中にはペットボトル一本。俺がよく買うお茶だった。血の気が引いて、そのままゴミ箱に投げ入れてその日は布団に潜った。
んでそれから数日間は外出も最小限にした。でもある日の早朝、飲み物を買おうとドアを開けると足元に紙切れが落ちていた。ガタガタの字で俺の名前が書いてあった。まじで背筋が凍った。
こええええええ
あの人影を見た夜から一週間ぐらい経った頃かな。寝てると、ドアの外でガチャガチャ音がしてた。息を呑んで見てると、ドアが少しずつ開いていくんだよ。俺は鍵を閉めたつもりだったけど閉め忘れていたのかもしれない。
これ怖い話ジャン
てかビンチョウマグロの刺身美味えな
海鮮無理なんだ
肉の話にしてくれ
ゆっくり開いた隙間から、あの時助けた女が顔を覗かせていた。今度ははっきり見えた。白髪混じりで焦点の合わない目をした中年の女。俺はすぐあの時の女だと気づいた。何も言わないでただ俺を見てる。
まじで声が出なかった、スマホを掴んだけど焦って落とした。スマホが床に響く音と同時に、女はドアをバタンと閉めて消えた。俺は朝まで固まったままだった。
翌日、また友達に相談したけど「そろそろしつこいぞ」と呆れられた。何回も同じ話をしたけど、誰も信じてくれない。そもそもそこまで仲良かったわけじゃなかったしね。完全に孤立した俺は、実家に戻る決意をした。
夜、荷物をまとめて寝て、朝一番で出ようとした時だったな。またドアノブを捻る音が聞こえた、女のことがあったから俺はしっかり鍵をかけていることを何度も確認してた、大丈夫だって自分に言い聞かせてた。
三回ぐらいドアを開けようとする音が聞こえた後、音は止まった、諦めたのかなって思った後、窓の外からザッザッって足音が近づいてきた。カーテンの隙間から、あの女の頭がのぞいてた。あの目が、俺をじっと見てた。
嫌がらせなのか?
ストーカーだろ
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