引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1369658798/
アレは猛暑の年の7月13日、オレは会社をクビになった。
持ってるものは時間と30万の貯金。そして車「キューブ」。。。
時間はあるし前から憧れていた北海道に行こうと弾丸旅行を決めた。金もそんなにないし、すべてキャンプか車で寝泊まりと考えていた。
ツーリングまっぷるなど買い漁って、積丹のウニ丼ゼッテー食ってやる!!!
とか、函館の夜景見てえ!!!とかウキウキしながらオレは旅立ち前の日を過ごしていた。。
なぜ、オレはそこまで北海道に思っているかと言うと、中学校時代修学旅行が北海道だったが当時の俺はいじめられっ子でクラスで修学旅行の班を決める時オレだけ余った。。
オレは、なんともない顔していたが悔しく、結局修学旅行は体調不良を言い訳に行かなかった。
続き見てくれる奴がいたら書くよ。

つづきはよ

行くとなったら早かった。一ヶ月?いや。もうずっと金が尽きるまでそんまま雪に埋まって死んでもいいと思った。
7月20日オレはまず青森の八戸を目指した。
この日の22時苫小牧行きに乗るためだ。 12時間かかって八戸に到着。
そこには、色んな地方からきた車。いや、とにかくバイクが多かった記憶がある。
なにわ、秋田、和歌山、沢山の旅人がおんなじ地に向かおうとしている。
それにオレは少し嬉しかった。

打つの遅いから許してほしい。



しかも2stオフwwww流石にしびれたがやってよかったと思ってる

いいねえ!! 因みにライダーがこの話で度々登場するよ

そしてオレも乗った。大部屋に雑魚寝。個室?みたいなのもあったが高いし、何より、修学旅行ってこんなとこで皆と寝たのかな??
なんて思って乗ろうと考えていた。
大部屋についたら沢山の旅人?ライダー?がいて輪を作りワイワイやっていた。
友だちときたら楽しいよね・・。いいなあ・・。って思っていた。
そしたらそのグループの兄ちゃん達に
「兄ちゃん!!ほらここに来てよ!ツマミもあるよ!!でも酒は自分で!w」
って言われオレは申し訳ないながらどう話していいかわからなかった。


いつの間にか自分もああなってしまうと思うとぞっとするわ





勿論!

何時ぶりだろう。こんなに心?身体?脳みそ?が本気で高ぶっているのは。
嘘みたいにこの人達といると本当の自分になれる。
一人のにいちゃんライダー「40~50代だったけど兄ちゃんと呼ぶ」がオレに、
「にいちゃん!この船に乗ったらこれ飲まな!!!!」
って言われ、3本冷え冷えのサッポロクラシックってゆう北海道限定のビールを買ってきてくれた。
オレは「ええ!いいんですか!?」
兄ちゃん 「ええで!!気にするなら3本一気に飲んでや!w 俺達は目的は違えど同じ場所を目指す仲間や!」

去年夏にキャンプツーリングしたけどそんな交流なかった

多分時期かな??
オレの時は8割ライダーだったし。。。

今まで飲んできたどんなビールより美味しく、オレを高揚させてくれた。
そして、いつしか12人の俺達のグループは大部屋全員が輪っかになって大集合、そしてどんちゃん騒ぎw!!!
そこにいたにいちゃん達「多分50人はいたと思う」全員と飲む事になってその中には沖縄から自転車でクビになったから旅に出てる人もいた。
そんな中ある大柄な、兄ちゃんが
「北海道初めての兄ちゃんいるー??」て皆に聞いた。
そしたら、オレを始め、4人が手をあげた。
大柄兄ちゃん
「おお!いいねえ!じゃあ、この4人に楽しんでもらうために俺たちは旅の途中に見かけたらどんなトラブル有っても助けるようにしような!」
って周りのベテラン兄ちゃんに話した。
周りから、
「おう!」「当然やがな!!」「時給制で良ければw」「ヒグマ退治は勘弁やで!!!!」
など、オレ含め4人はなんだかんだで不安だった。
だけど周りの親切さにオレはその不安がどんなやつかさえもわからなくなった。そんくらい心強かった。あの4人も同じ気持だったと思う。


補足の括弧( )は使い分けて欲しい