引用元:https://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1649343519/

入学直後の6年前のこの日に大学を中退した
関東の国立大志望だったが、結局マーチにしか受からずやめてしまった
実力不足はわかっててその大学も嫌だったわけじゃないし、四国から出てきて東京の生活は希望しかなかったのになぜか気持ちが上向かなかった
やっと軌道に乗り始めるかというタイミングで退学届を出した
そんでアパートも引き払ってしまおうと思って大家さんに話した


近所の料理屋とかいくつかかけあってみて、4月いっぱい手伝ってくれというところが見つかった
下北にあるバルのような店だったがどうもコロナでなくなってしまったみたいだな
そっからはとにかくバイト
そして海外に行く万全の体制を整えるために海外でも使える用の銀行口座を開設したりバックパック買ってみたり
高校時代の金とお年玉合わせて300万くらいあったから気持ちの余裕はあった
パスポートも無事受取り、バイトも終了
そんなにバイト先での思い出はないが、マスターに大学辞めたって話をしたら「人生なんてそんなもんだから、まだまだ気楽に遊べ!」って言ってくれて背中を押してくれた

スペック
26歳男
175cmくらいのフツメン
四国出身
英語は話せる
大学は東大ではないが国立目指してた
仕事は個人事業主だけどまともに働けてる



いろいろ考えたんだけどミャンマーに行くことにした
決め手はチャイティーヨーパゴダってとこに興味があってな
ビザ取るのだるかったけどなんとか取れた
大家さんにも挨拶していざ出発となると結構さみしいもんでな
大した旅をするつもりでもなかったのに次この風景見るのいつなんだろって思って


ちょっとずつ書きだめとく
羽田からタイ経由のヤンゴン行き
飛行機嫌いだからとにかくめちゃくちゃ怖かった
タイではそれなりの時間トランジットだったけどいきなり金使うのもなんだからとりあえずぶらぶら
3時間くらい暇を持て余していざヤンゴンに
すげーのなヤンゴンって
タイはなんとなく空港っぽさあったけど、ヤンゴンってほんと首都とは思えん空港でさ
でもなんか夜だってのにどこも賑やかですごいわくわくしたのを覚えてる
宿は特に取ってなくて(ほんとはダメ)、ドミトリー適当に探してたら1泊1000円くらいのとこ見つけてそこにとりあえずビザぎりぎりの1ヶ月滞在することを決めた
ちょっと書き溜めてくるな


うめーのなミャンマーの飯って
まあとか言ってるけどその日は怖くて焼き鳥みたいなのしか食えなかったけどww
次の日朝起きたら仕事でミャンマーに来てるスリランカ人に話しかけられて
事を話したら「クレイジーだなww」って
飯おごってやるよって言われてそいつ(たしかジャンとかだった)うだうだとヤンゴンの街を過ごしてた
ジャンが休みの日は動物園とか出かけたりバー行ったりしていろいろ友達出来てさ
今でこそあんなになってるがあの当時のミャンマーは本当に活気あふれててすべてが希望に見えた


Facebookでも聞けばよかったかなと思ったんだが、なんか一期一会っていうしなんとなく聞けなかった
まあこいつとは後に再開するんだが
まあ自分でも驚いたんだが気づいたら2週間経ってて
あれ?チャイティーヨー行ってねえなって
とにかくそれ達成しないのはまずいって思ってすぐにチケットセンターみたいなとこ行った
とりあえず片道でいいからと伝えて(まあ英語伝わんねえの)、バスのチケットを取ってその日の夜発のバスでヤンゴンを出発した
あとから知ったけど実際やや高い
けどあの時はそんなもんかなって思ってたし設備もキレイだったしそこにした

祭りかよ!ってツッコミながらバスのとこまでタクシーの運転手に連れてってもらった
これも今考えたらたぶんボラれてたな
途中SA的なとこ寄るんだけど怖すぎて何もできず
なんかお菓子みたいなのみんな食べてるけど何がうまいかもわからんしスルー
で、案外めちゃくちゃ早朝についてしまった

その子は女の子で俺より2個上のレナ(仮名)って人
こんなとこにも日本人いるんだなとか思って話しかけたら、大学休学して世界旅行してるんだと
楽しそうでいいっすねみたいな話しかしなかったんだけど
なんかミャンマーに来て初めて負い目を感じてしまった

チャイティーヨーはなんか麓?みたいなとこからトラックで登ってくんだけどそれがもうおもしろくて
2人でディズニーランドのアトラクションかよwwみたいな話しながら結構酔って
目的地着いたらそっからまた少し歩くのね
で、目的のチャイティーヨーパゴダを目の前にして2人でめちゃ感動してた
チャイティーヨーのメインのゴールデンロックと呼ばれる部分は女人禁制で男しか触れないらしく
俺はそれ知らなかったからなんかレナに悪いなーって話してたら「いや普通に行ってこいよw」って言われて触ってきた
なんか語彙無いけど神秘的だったよねwww

俺も同じ感じでセブ島いったことあるけど楽しかった

まあ感動はしたんだけどあんま見るもん自体はねえなっていう感じだった
ゴールデンロックだけはいつまでも見れたけど
頂上はあんまいい食べ物もなさそうだったしまたトラックで麓戻ってなんか飯食おって流れに

そしたらHondaかどっかの小さいスクーターに3人乗りwwww
もうめちゃくちゃだったけど楽しかった
なんかすげーオープンなレストラン的なとこ連れてってもらって、まあまあうまいチャーハンもどきとクソまずいフライドポテトとミャンマービールで乾杯した(バリ飲酒運転だよな)
そこで運ちゃんは席外して待ってるわって言ってくれてレナといろいろ話した

俺「いやつい先月入学してつい先月辞めたw」
レナ「マジで!?なんで!」
俺「俺もわからん。けどなんか元気でなくなって」
レナ「まあ都会に疲れたってことですかねw いいじゃん旅行できて!」
みたいなノリでなんか(あれ、そんな負い目感じなくていいのかなって思ってしまった)
なんかそっからは他愛もない話してどこの国の何がよかったーとかいろいろ教えてもらって
参考にする!みたいな会話してた

レナのチケット見せたら「コレシャチョーシッテル」って言って席取ってくれた
どういう繋がりなのかはマジでわからん
帰りがけバス停まで送るって言ってくれてバイク乗って、途中ガソリン代ちょろまかされて
まあ気分良かったしなんも考えてなかったんだけど