ウシジマ「あんた、いくら貸して欲しいんだ」 マスオ「・・・」

ネタ

引用元:https://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1403276962/

マスオくん編

マスオ「……はぁ」

サザエ「あなたー!朝ご飯出来たから早く起きてちょうだい!」

マスオ(毎朝ツラの汚れた妻の顔を見て起床…)

タラヲ「パパアァアア」

マスオ(そして隣には頭の悪そうな喋りしかできない坊主のガキ)

マスオ(僕は何をやっているんだろう…)

マスオ(自分の思い描いていた人生を歩めずにこのまま終わっていいのだろうか…僕は…)

この記事への反応
続けなされ
嫌な予感しかしない
マサオ君かと思った
ムシャムシャ

ムシャ

マスオ(会話のない朝食…気まずい……)

タラヲ「パパーァァアアアア!!」

サザエ「タラちゃん!静かにしてちょうだい!(パチンッ」

タラヲ「ふぁぁぁぁん、ママにぶたれたですぅ」

マスオ「な…なにもぶつことないだろう?」

サザエ「あら、それじゃあ貴方がタラちゃんの面倒1日見てくださるのかしら」

マスオ「それはぁ…僕だって仕事があるんだし…」

サザエ「仕事仕事、ホントに仕事してるんだか」

マスオ(イラッ)

波平「サザエー朝食はまだかぁ」

フネ「今が朝食ですよお父さん」

波平「かあさーん、朝食はまだできんのかぁ」

波平ボケてるじゃねーか
あのサザエさんの感じで進むと思ったら違った
サザエ「はぁ…母さん今日もお父さんの面倒頼むわね」

フネ「あんたまた父さんの介護から逃げる気かい?」

サザエ「違うわよ!あたしだってタラちゃんの面倒見なくちゃならないんだから!!」

マスオ(朝っぱらから喧嘩かよ…)

ガラッ

カツオ「うっす」

フネ「カツッオ…!あんたまた夜遊びしてたのかい!?」

カツオ「うるせーなババア、今時の中学生が門限22時とか笑われちまうよ」

マスオ(ああ…カツオくんもすっかり変わり果てたなぁ…)

カッツォ
カツオ何歳だよ
タラちゃんだけ成長が見えない…あっ、ふーん
磯野家は崩壊の危機に陥っている

カツオくんは中学に上がり一気に不良化

現在は受験も控えている年頃なのだが進級するごとに不良化は進んだ

ワカメちゃんは現在中学1年

彼女もカツオくん同様、夜遊びを覚え今日はまだ帰ってきていない

お父さんがボケ始めてから家族がおかしくなり始めた…

介護の疲れで母さんとサザエは疲労困憊、ストレスが溜まる一方だ

カツオ「あ、マスオさん。悪いけど金貸してよ」

マスオ「え…っ…先週貸した5000円は…」

カツオ「なに?それも返すって」

マスオは震えた手を財布に忍ばせカツオに5000円札を手渡した

家族はそのことに対して一切注意をしない

カツオ「サンキュー、役に立つよマスオ兄さんは」

マスオ(…家族でのポジションはこんな感じだ)

カツオがウシジマに挑んでボコボコにされる未来が見えた
波平「…(モムッ」

フネ「父さん!勝手に冷蔵庫の食材を食べないでくださいな!」

波平「ハハハ!まだ朝飯を食べてなくってなぁ!」

フネ「…(イラッ」

ガタンゴトンガタン

ノリスケ「あっ、マスオさん!ご無沙汰ァ!」

マスオ「…ノリスケくんか」

ノリスケ「どうしたんですか?元気ないなぁ!立派な社会人が!(バンッ」

マスオ「ははは、そうかい」

ノリスケ「そういえばおじさんの様子はどうですか」

マスオ「相変わらずだよ、サザエと母さんが交代で介護してるさ」

ノリスケ「そうですか!そりゃぁ良かった!ハハハハ!」

マスオ(よかった・・?お父さんがボケてるのに何を言ってるんだ)

5年前
ノリスケ「おじさん…すいませんがこれくらい(ビッ」

波平「ノリスケ、また金かのことか。帰れ!」

ノリスケ「そんなぁあ~そんなこと言わないでくださいよぉ」

波平「以前に貸した金も返してもらっとらんぞ」

ノリスケ「ハハハ…あれもちゃんと返しますから」

波平「ダメだ」

ノリスケは波平の目の前で土下座をした

波平「な、なんの真似だノリスケ…!」

ノリスケ「お願いします…今お金が必要なんです……このままじゃ家族を養っていけなくて…」

波平「……ノリスケ…」

ノリスケ「必ず返します!!だから最後にもう1度だけ貸してください!!」

ドサッ

波平はノリスケの目の前に50万円を落とした

波平「…これで最後だぞ」

ノリスケ「おじさん…!!ありがとうございます!!」

あの絵で再現される
むしろ花沢不動産は手下やなぁ
はよはよ
……

ノリスケ(クヒヒ…波平の奴、ずっとボケたままみたいだし…このまま借り逃げ出来るしラッキーだなぁ)

ノリスケ「マスオくん、今晩飲みに行かないかい?」

マスオ「ああ、いいよ」

ノリスケ「それじゃあいつもの駅前に集合で」

ニギ… ニギ… ニギ…

ニギ… ニギ…

ノリスケ「プハァー!やっぱり仕事終わりのビールは最高ですなぁ!」

マスオ「ああ…ノリスケくん。僕は家に帰りたくないんだ。」

ノリスケ「あんな美人な妻がいて帰りたくないだなんて!それは贅沢すぎますよぉ!」

マスオ「美人……?」

うしじまって普通に破産申告出したり弁護士や警察逃げ込んだりしたらどうなるの?
フリーターの話だと破産手続きとかで世話して信用得てたりしてたけど結構諦める感じだよな
客引き「オニイサンーマッサージドウデスカー」

ノリスケ「よし、ここに入りましょう」

マスオ「え?マッサージ店かい?」

ノリスケ「いいからいいから!早く行きましょう!」

マスオ「あ、ああ…」

ピロピローン

店長「イラッシャイマセ ドノコースニシマスカ?」

マスオ(ホントにマッサージ店なのかい…?)

ノリスケ「30分コースで」

店長「1時間コースモアリマスヨ」

ノリスケ「高いからいいよ!」

マスオ(30分6000円かぁ…高いのか高くないのか分からないな)

ノリスケ「あ、マスオさん。僕今お金持ってないんで建て替えといてください。」

マスオ「えぇー!?僕が立て替えるのかい?」

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