東北旅行の帰りに経験した不気味な話

聞いてるで

夜の9時に仙台について
牛タン店にラストオーダー間近で入店して
肉を堪能したあとの話だ

そもそもこんな遅くなると思ってなかったから
仙台に泊まるかどうかを悩むことに
しかし下道でも朝には帰れるだろうと
弾丸的に変えることにしたんや

ちなワイたちは東京民ね

国道4号か6号か悩んだんやけど
海外沿いの6号の方が距離短いし
人も少ないからスイスイ行けるだろうと
6号の方を選択し帰ることにした

んでカーナビ設定してずっと6号を南下してたんやけど
ワイ以外は寝てしまってワイも居眠りしそうになったとき
ピーピーと警告音が結構な音で鳴ったんや

ワイはいきなりだったからブレーキを踏んで停車
ワイ以外の友人たちもみんな起きてしまった
するとカーナビには
「異常を検知しました」と表示された

ワイ以外の友人たちは
「車のどこかが故障したんやないの？」ってなったんやが
異常ランプはなにもついていなかった

「まぁとりあえずまた車を動かすか」
こんな空気になったこともあって
再び国道6号を南下していくことに

おもろそう

しかししばらく走っていると再び警告音がなる
今度はカーナビに「衝撃を検知しました」と出る
けどもぶつかったりはしていない

ビビりワイ、すでに怖い

再び国道6号を南下
福島の原発の周辺に差し掛かると
放射線計が等間隔に配置されていて
大津波注意の看板とかがあって
正直いろいろと生々しく感じた

そんなことを感じつつカーナビからポンと音が
なった後に
「2km先右折です」と音声案内される

そしたら目の前にはバリケードが厳重に閉ざされている集落らしきものが見えたんや

友人たちも起き出してここどことなったが
ワイはピンと来た
「震災で遠方避難している人たちの集落か…」と

お祭りやろなぁ

けどこの車はまだ買ってからそんな期間経ってないのに
なんでバリケードで通行止めの道なんかを案内したんだろうと疑問に思い
やがてその疑問が恐怖心に変わってきた

ワイも
前友達と知らない土地でマック行ったんだ夜中
そこから車のカーナビで帰る道を設定して帰ったら知らない神社に連れてかれた

ワイは気味が悪くなってきたので
すぐ後ろの交差点から再び国道6号に戻り
常磐道で急いで帰ることにし無事東京についたんや