借金女(23)を救った話

ネタ

引用元:https://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1382784482/

もう10年以上前になるが・・・
立ったら書こうと思う
この記事への反応
借金100万ある女の弁済してやった

糸冬

ありがとう、書き溜めてないから、遅くなると思う。

当時のスペック
1
♂25

相手
♀23

当時の俺の手取り月25万ぐらい

半年ぐらい前まで、同棲しており、結婚を考えていた女がいたが、男をつくって出て行った。
その女は専業主婦になりたがっていたので、少し前から仕事をしていなかった。

出て行ったおかげで金銭的には余裕ができた。
しかし、うらぎられて、かなり落ち込んでいた。

1だがドタバタしていて、気が付いたら寝てた。
こういうのは書き留めてからスレたてしないといけないなと反省・・・

なんでみんなそんなに金があるんだ?

なんか長くなりそうなので以下概略で・・・
りょうの借金を知る

りょうの借金は、りょうの給料全額で支払い、
生活費は俺が全部払う(携帯代、食費、光熱費などなど)
そのかわり、我が家で生活(結婚して住む予定だったアパートなので部屋は空いてる、家財もそろってる)
お金の管理は全部俺。
という、アホな提案をする。

乗ってきたw(アホだw)

さらに細かく取り決めた。

りょうの決め事
借金はできるだけまとめること。引き落とし口座は新たに作る。
給料日に給料明細とその万単位未満の端数以外は俺に渡すこと。
おこずかいは800円/1日
携帯は俺の与えた携帯を利用すること。(1年後に名変することで約束)
今のアパート、携帯は解約。アパートの退去時にかかる費用や引越し代は当面俺負担。
借金返済の分のお金から、あとで返してもらう。
門限を決める。20時。
友達、親は部屋に呼ばない。
ギャンブルはもちろん禁止
等々

どういう経緯で、その女とそんな話になる関係になったんだ?
俺は、もう結婚は今後できないだろうな、と思っていたから
一人の女が救えるならという思いと、誰かと一緒に住めば寂しくないんじゃないか
という思いで、実際には乗ってくればラッキーのつもりで、半分冗談交じりで言ってたんだ。

本気でやるとかなり厳しいし、
借金をするやつなんだからどうせ挫折すると思ってた。
しかし、なぜかりょうは乗り気だった。
今住んでいるアパートを解約するんだから、
挫折しても帰るところがないはずだ。
それでもがんばると。

で、前述の約束事を決め、りょうが破った場合は部屋を出てあとは勝手にどうぞ。
俺が破った場合はりょうの借金を面倒見ることで、約束した。

前準備を行うことになった。

まずはアパートの解約、修繕費は敷金と持ち出し10万ぐらいで。
引越しは5万ぐらいで引越し屋に頼んだ。
携帯は解約させ、新しい携帯を俺名義で契約した。

ちなみに引っ越してきたとき、物の量にビビッた。
そしてブランド物ばっかり。
即、売りに走った。
いい金額にはなったが、それでも借金の1割にも満たなかった。

この時点でりょうは一気に暗い顔になった。
そりゃそうだ、帰るところも何もなくなったんだ。

ただ、それなりに新生活の期待感もあったようだ。
まあ、あとで新生活の辛さにやられてしまうんだが。

次に借金をなるべくまとめることにしたのだが、これがかなり苦労した。
殆どの金融で新規での借り入れができない。
おまとめローンとか銘打っていた会社でさえ拒否られた。

ブランド物はそんなに金にならなかったの?
引越し代や修繕費を立て替えてるのにそれかよ!
と怒ったものの、まだ約束開始前ということで、
ま、最後の晩餐だと思って許してやった。

そして、共同生活を始めて、初のりょうの給料日
りょうは、給料明細と端数差し引きの20万を持って帰ってきた。

返済の毎月の引き落としは5万円。
まとめたおかげで、引き落とし金額はいままでの
5社(だったと思う)返済よりはかなり額が少ない。

これなら一人で生活もできたかもと言っていたりょうに、
ローン返済の仕組みを教える。
序盤は殆どが利子の支払いで、元金が減ってないのに驚いていた。

翌日早速繰り上げ返済の予定を連絡させ、残りの15万を振り込んだ。

りょうから電話があった。

りょう「友達とご飯いきたいんだけど・・・」
俺「おう、時間まで帰ってくればいいけど」
りょう「・・・。お金ないんだけど」
俺「じゃあ、かえってくれば?」

一気にりょう不機嫌に。

りょう「何?友達とご飯もできないわけ?」
俺「別に構わんよ。約束守れば。」
りょう「約束守ってたら、そんなんできんわ!」
俺「そう。じゃあ好きにしたら?お疲れ様でした。」

電話を切った。

りょうは8時前に帰ってきた。その日は口も聞かなかったが、
約束どおり飯は一緒に作って食った。

翌日俺からりょうに話しかけた。

一緒に生活してみて、いろいろ問題点が出てきた。
ルールの追加の話し合いをした。

まず一番問題になったのは風呂。
さすがに男の入った後の風呂は入りづらいだろうし、
逆も生理的に嫌だろうし・・・
風呂は完全にりょう優先にしてあげた。
俺はりょうの後にシャワーで済ます日が増えた。

あと困ったのが生理用品。俺が買うのも買いづらい・・・
かといって一緒に買いに行くのも・・・。
もう一つ、近所の目。
聞かれなきゃ答える必要もないが、聞かれた場合どう説明しようか。
特に大家さん。

こんな話をしているうちに、昨日のイライラがうそのように解け、
また共同生活を楽しもうという気概になってくれたようだ。

そして・・・
以上の懸念に関しては3ヶ月目ぐらいに必要なくなる。

なんか期待
面白い
はよ
普通に考えて、消費者金融複数からつまんでる人の
借金を一本化するのはアホ。中には法定金利を超えて貸しているような
街金も混じってるかもしれんから、相談無料の法律事務所で計算してもらうべき。
しかもローン一本化を謳っている業者は大抵その金利をうやむやになって金利分も
元金として新たに借りることになるから損。
ってかおまとめローンの業者に断られた奴が補償人も担保も無しに銀行系のサラ金の審査通るとは思えない。
結局何社からも借りてたら、自分で管理できなくて
返済が滞るのは目に見えている
それであれば管理しやすく一本化するのは利口な手段といえる
たとえ今まで借りた額の元金と金利がうやむやになってもな

まぁ”借りなけりゃいい”だけの話だがな

さて、続き。

美容院はこちらから提案したが、知り合いに美容師がいるらしく
いつも家でやってもらって、代わりにご飯をおごっていたそうだ。

約束の関係上、友達を家に呼ぶのはご法度。

その友達のところ、実際にはいくらぐらいかかるのか聞いた。
15000円ぐらいと答えてびっくりした。
女の人ってカットとカラーリングでそんなにかかるの?

ちなみに前の彼女、親が美容室をやっていて、ぜんぶやってもらってたので、知らなかった・・・

近所の問題・・・

りょうはうまく乗り切った。って言うか・・・

ベタな妹設定。
「しばらくだけ厄介になる予定だったんですけど~」

なんて言ってやがった。
近所では兄妹で住んでいる事になってしまった・・・。

りょう「こんなかわいい妹なら大歓迎でしょ?」
俺「借金さえなければな」
りょう「・・・・(ムーっとした顔)」

みたいなやりとりはあった。
ま、綺麗系ですけどね・・・とは思ってた。
借金知る前までは口説こうとしてたこともあったしw

時間の空いた時に携帯やらPCやらでかき溜めてるから、文字の半角全角がバラバラになってるかも。ご勘弁願いたい。

美容院についてもう少し詳しく。

15000円かかるのは仕方ないとして、
美容院に行くのに現金を渡すのはどうかと。

だからと言って一緒に行くのもなぁ…。

結局賭けにでた。
あえて何も言わずにお金を渡した。

俺「これで美容院にいっておいで。女の子なんだから身だしなみも大事だろ?」
りょう「ん!いいの?」
「いいの?」の中には、美容院に行っていいの?の意味と、信用してもらっていいの?の2つの意味を感じられた。

俺「一緒に行くわけにもいかないしなぁ。」
りょう「じゃあ来週に行くよう予約するから、来週渡して!」

そうか、予約がいるもんなんだな…

そして翌週、午後から美容院の予約があり早めのお昼ご飯を部屋で食べてるとき。
りょう「ねぇ、美容院終わるころに近くにこれない?」
俺「今日は用事がないからいいぞ?」
りょう「じゃあ、4時頃にジャスコの駐車場で!」

りょうは出ていった。
時間に合わせて俺はジャスコに向かう。

待ち合わせした駐車場。休みの日は恐ろしく混んでいたけど、なるべく空いていそうな遠い所に止めた。
4時になって電話を入れることになっている。

俺「着いてるぞ~、いまどこ?」
りょう「あ、こっち混んでるからそっちいく~どこ辺り」
俺「(この辺り)の一番奥だ~」
りょう「わかった~、30分以上待ったんだからねっ!」

いや、時間きっかりだし・・・。

となりに白の軽自動車が止まる。りょうの車だ。
運転してるのは・・・誰?

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