小学生のころに体験した怖い話書いてく

fin

ワイが小6のころ、バスに乗って隣県へ修学旅行にいったんや

同じ班だったやつが田中と山田と鈴木。
4人班で部屋も街巡りも楽しくやった。

ホテルに泊まる最後の夜に先生とカメラマンが入ってきた

先生「おまえらー写真とるぞー！」
ワイら「はーい」

4枚くらいとられたかな。
その後もなんだかんだで楽しかったよ

再び学校が始まってから写真の購入が始まった。
先生「お前らー、廊下に写真貼ってあるから欲しい番号封筒に書いて金もってこいよー」

山田と鈴木と田中と一緒に廊下の写真を見に行ったのだが、変なことに気がついた。

田中「俺らの班の写真無くね？」
鈴木「うわー！まじじゃん！」
ワイ「みんなで撮った写真が一つも無いやん」

ワイらはすぐ先生に話した

こわい

田中「先生！俺らの写真がないっす！」
先生「あー、お前らの班だったか」
ワイ「ん？」
先生「業者から一つの班だけ写真が上手く撮れなかったと謝罪の電話があったんだ。」
鈴木「えーショックー！子供が出来たら子供に見せようと思ってたのに！」
先生「こればっかりはしょうがないな」

十数年後、みんな社会人になってから小学校のころの先生を呼んで同窓会を開いた。
あんな話を聞くとは知らずに

先生「鈴木、田中、ワイ、山田、お前たちに話したいことがある」
ワイ「なんすか」
先生「修学旅行のときの写真あるじゃないか」
鈴木「あー！せっかく子供できたのに俺見せれてないんすよ！w」

先生「業者が上手に撮れなかったとか言ったがそんなんじゃない」

鈴木「先生、酔ってふざけてます？w」
田中「でも話くらいは聞きますよw」
先生「俺がふざけてるように見えるのか」

しかしワイには先生がふざけてるように見えなかった。

あくしろ寒いだろが

タクシーを呼んで先生を送ってからあることに気づく

田中「なあ、今日山田きてなくね？」